SonicDICOM日本語ブログ

株式会社ジウンの医療用ソフトウェア「SonicDICOM」シリーズのオフィシャルブログです。

バージョン3.0.0リリースのお知らせ

SonicDICOM® PACS 3.0.0をリリースしました。
たくさんのご支援やお力添えを受け、ようやく皆様にお届けすることができました。

SonicDICOM PACSはDICOMサーバーとWebベースのDICOMビューアを兼ね備えたソフトウェアです。
シンプルさ、使いやすさ、そして高速な動作が特長です。
まずは無料の試用版で導入の簡単さをご体験ください。

バージョン3の特長

個々のニーズに沿った様々なカスタマイズが可能になりました。
自分が使わない機能を非表示にしたり、ボタンの順番やレイアウトの変更など様々なカスタマイズが可能です。
管理者はユーザーが使用できる機能や、閲覧できる検査を制限することができます。
また、販売業者は製品名を変更し、当製品を自社ブランドの製品として販売することが可能です。

主な新機能と改善点
  • 多言語対応を含むローカリゼーション
  • ユーザー設定による様々なカスタマイズ
  • アカウントへの権限の設定
  • 閲覧可能なスタディを制御(DICOMタグ「Referring Physician Name」を使用します)
  • ホワイトレーベルオプションの提供(ブランド名の変更)
  • タブレットでの表示のサポート
  • アノテーションの自動保存
  • アノテーション: テキスト
  • JPEG/BMP形式でのエクスポート
  • レポート: 印刷、PDF
  • その他、様々な機能の追加と改善を実施しました
現在使用できる言語

今後の予定

新しいドキュメント

バージョン3向けに全ドキュメントの更新作業を行っています。
インストールマニュアルDICOM適合性宣言書は既にウェブサイトで公開中です。
ユーザマニュアルは現在準備中です。今しばらくお待ちください。
使い方に関してご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。

また将来的には開発者用のAPIドキュメントを公開する予定です。

リリース頻度の向上

今後は1ヶ月に1度のペースで新機能や改善を含むメジャーアップデートをリリースする予定です。
また不定期に問題の修正や小さな改善を含むマイナーアップデートもご提供いたします。
リリースのお知らせはブログTwitterFacebookそしてEメールで提供します。

今後の実装予定
  • マルチモニタ表示をサポートします: この機能はWindows OSでのみ使用できます
  • レポート機能を大きく改善します: サインの追加、レターヘッドのカスタマイズ、そしてキー画像を実装します
  • イメージ単位のグリッド表示をサポートします: 現在はシリーズ単位のみです
  • AEタイトルによる検索を実装します
  • SonicDICOM Media Viewerのバージョン3をリリースします
  • スマートフォンでの表示をサポートします
  • モダリティワークリスト(MWM)を実装します
  • 他社製のPACSなどへのDICOM Query/Retrieveを実装します
  • DICOMリプリントおよび紙印刷を実装します
  • 上記以外にも、ご要望いただいた機能や改善を順次実装していきます
翻訳の追加

翻訳をご提供いただくことにより、新しい言語の追加が可能です。
翻訳の提供をご希望の場合はお知らせください。提供方法をご案内いたします。

謝辞

SonicDICOM® PACSをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
皆様からのご要望や不具合のご報告、翻訳など全てのご支援に感謝いたします。

 

docs.sonicdicom.com


docs.sonicdicom.com

低コストで簡単に導入できる医療用画像管理システム 『SonicDICOM PACS』バージョン3を販売開始

経済産業省「IT導入補助金」対象ITツールに認定~

株式会社ジウン(所在地:福岡県福岡市、代表取締役:神田 文隆)は2018年6月4日、医療用画像管理システム「SonicDICOM PACS」のバージョン3を公開しました。また「SonicDICOM PACS」は、経済産業省が推進する「サービス等生産性向上IT導入支援事業(通称:IT導入補助金)」において補助対象のITツールとして登録されました。この制度を活用して「SonicDICOM PACS」を導入した中小企業・小規模事業者は最大50万円の補助が受けられます。 

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ビューア画面1

URL:https://ja.sonicdicom.com/

 SonicDICOM PACSは、検査装置で発生した画像を受信・管理する「DICOM*1サーバー」と、それらの画像を参照する「DICOMビューア」の2つの機能を備えたソフトウェア(PACS*2)です。

福岡に本社を置く株式会社ジウンが開発し、2013年より主に海外市場をターゲットとして展開してきました。

過去4年間で世界200カ国以上で40,000回以上ダウンロードされ、様々な国の医療機関や教育機関で利用されています。

 

■製品の主な特長

1. 低コストで簡単に導入できる

ユーザ自身がソフトウェアのインストール、初期設定、データ移行までを簡単に行えるように設計されています。ソフトウェアのインストールおよび初期設定は、案内に従うだけで短時間で完了します。従来は専門の業者に依頼するしかなかった作業をユーザ自身が行えるため、ダイレクトにコストを削減できます。

 

2. ハードウェアのコストを最適化

サーバー用のハードウェアは、撮影量や使用頻度、クライアント数に応じて柔軟に選定できます。従来のようにメーカーが指定する一律に高価なハードウェアを購入する必要はありません。また負荷の掛かる画像処理をサーバー側で行うため、クライアント側には高性能な端末を用意する必要がありません。

 

3. Webブラウザで動作する高速なビューア

ビューアはWebブラウザ(Google ChromeFirefox)上で動作するので、クライアント端末に新たにソフトウェアをインストールする必要がありません。ネットワーク内のどの端末からでも、WebブラウザからURLにアクセスしてログインするだけで画像を閲覧できます。CTやPETなどの大量の画像が含まれる検査もスピーディに表示することができます。

 

■バージョン3.0の主な新機能と改良点

今回のバージョンでは、以前より要望の多かった多言語対応を実装し、日本語をはじめ8カ国語に対応します。またリストやツールバーなどのカスタマイズ機能やアカウント毎の権限設定などを実装し、使いやすさとセキュリティ面を更に強化しました。

 

- タブレットでの表示のサポート

- アカウント毎の権限の設定

- カスタマイズ機能

- アノテーションの保存

 

■IT導入補助金

中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入する経費の一部を補助することで、企業の業務効率化・売上アップをサポートする目的として経済産業省が推進している補助制度です。補助対象は中小企業事業者等の定めがあり、業種や企業規模によって条件が異なります。

 

詳細につきましては、IT導入補助金のWebサイトをご参照ください。

URL:https://www.it-hojo.jp/

 

■今後の予定

- スマートフォンでの表示のサポート

- マルチモニタ表示のサポート(Windowsのみ)

- レポート関連の機能追加(印刷、PDF、キー画像など)

- モダリティワークリスト(MWM)の実装

- クラウドサービスの提供

  

■注意点

当製品は診断目的で使用することはできません。

診断を目的として使用する場合は、SonicDICOM PACS MDの購入をご検討ください。

 

SonicDICOM PACS MD

URL:https://www.jiun.co.jp/product/sdmd/

 
■株式会社ジウンについて

2000年の設立以来、医療に関わるシステムを中心に開発を行ってまいりました。

医療画像の遠隔外部保存サービス(Data Service Provider)をはじめ、独自性の高いサービスをいち早く提供し、ユーザー様から高い評価をいただいております。

 

【会社概要】

社名 : 株式会社ジウン

設立 : 2000年7月

資本金: 1,000万円

代表者: 代表取締役 神田 文隆

所在地: 福岡県福岡市東区多の津1丁目14番1号 FRCビル9F

URL:http:// https://www.jiun.co.jp[コーポレートサイト]

URL:https://ja.sonicdicom.com/[製品ウェブサイト]

*1:医用画像と通信の標準規格。DICOM規格に準拠した医用画像データのこと。DICOMサーバーを用いてそれらを保存管理し、DICOMビューアで閲覧する。

*2:CRやCT、MRIなどの検査装置で発生するデジタルな医用画像データを保管、管理し、オンライン・ネットワーク上でやりとりする医用画像システム一式のこと。

導入と操作が簡単な医療用画像管理システム『SonicDICOM PACS』試用版の提供を開始

~来春の販売開始に先駆け製品WEBサイト&試用版を公開~

株式会社ジウン(所在地: 福岡県福岡市、代表取締役: 神田 文隆)は、2016年12月14日、日本国内向けに医療用画像管理システム「SonicDICOM PACS」の試用版の提供を開始しました。

 

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今回は、来春の販売開始に先駆けて日本語版の製品ウェブサイトを公開いたしました。
下記の製品ウェブサイトより、全機能をお試しいただける無料の試用版がダウンロードできます。

URL: https://ja.sonicdicom.com/

■試用版提供の背景

SonicDICOM PACSは、検査装置で発生した画像を受信・管理する「DICOM*1サーバー」と、それらの画像を閲覧する「DICOMビューア」の2つの機能を合わせ持ったソフトウェア(PACS*2)です。
2014年に海外向けに英語版を販売開始し、特に新興国をターゲットとした価格戦略でシェアを広げ、現在までにアジアや南米を中心に世界各国の医療機関や教育機関で導入されています。販売は製品ウェブサイトからのダウンロード方式で行い、無料の試用版は200以上の国と地域で累計30,000回以上ダウンロードされています。

これまで海外向けに英語版の製品ウェブサイト及びソフトウェアを提供して参りましたが、日本からのアクセス数やお問い合わせ等の増加など、国内でのニーズの高まりを受け、2017年春の日本国内での販売開始に向けて準備を進めています。

■SonicDICOM PACSの概要

1. 簡単にインストールと初期設定ができる
SonicDICOM PACSの最大の特長は驚くほど簡単にインストールと初期設定ができることです。
ガイダンスに従って必要な情報を入力するだけで、誰でも簡単にPACSのセットアップを完了できます。従来必要とされてきた専門知識やノウハウは必要ありません。
既に海外においては本製品を用いることで、医療機関や教育機関が独力でPACSを導入することが当たり前のように行われています。

2. ハードウェアの選定・価格設定が柔軟にできる
本製品は、従来型のハードウェアとソフトウェアが一体となった製品ではなく、ソフトウェア単体での提供になります。撮影量やクライアント数に応じてハードウェアの選定が自由に行え、価格設定が柔軟に行える点も海外では人気を集めています。
また他社製品との連携も容易にできるため、PACSを取り扱った経験のない会社が、自社製品(モダリティや電子カルテ、RISなど)と本製品をパッケージで販売することも可能です。

3. サポート体制
設定や検査装置との接続や使い方でつまずいた場合は、無料のEメールサポートを受けることができます。お電話や訪問サポートが必要な場合は、当社のパートナー企業が対応します(有償の場合があります)。

■パートナー募集

本製品の販売・顧客サポートのパートナーも募集しています。
ご興味がございましたら、以下のリンク先より概要をご確認の上お問い合わせください。

URL: https://ja.sonicdicom.com/reseller-program/

■今後の展開

■株式会社ジウンについて

2000年の設立以来、医療に関わるシステムを中心に開発を行ってまいりました。医療画像の遠隔外部保存サービス(Data Service Provider®)をはじめ、独自性の高いサービスをいち早く提供し、ユーザー様から高い評価をいただいております。

【会社概要】

社名: 株式会社ジウン
設立: 2000年7月
資本金: 1,000万円
代表者: 代表取締役 神田 文隆
所在地: 福岡県福岡市東区多の津1丁目14番1号 FRCビル9F
URL : http://www.jiun.co.jp/ [コーポレートサイト]
: https://ja.sonicdicom.com/ [製品ウェブサイト]

【本件に関するお問い合わせ先】

担当者: 手嶋 大輔
TEL: 092-626-7002
FAX: 092-626-7022
E-mail: sonic@sonicdicom.com

*1:医用画像と通信の標準規格。DICOM規格に準拠した医用画像データのこと。DICOMサーバーを用いてそれらを保存管理し、DICOMビューアで閲覧する。

*2:CRやCT、MRIなどから発生するデジタルな医用画像データを保管、管理し、オンライン・ネットワーク上でやりとりする医用画像システム一式のこと。